ドラマ「半沢直樹」が始まるが、2週に渡ってこれまでのダイジェスト版を放送していた。
リアルタイムでは後半の数話からしか観たことなかったが、先日も後半のダイジェスト版だけ観てしまった。
香川照之演じる大和田常務に組織の力でねじ伏せられながらも最後に逆転する様は爽快であったが、最後は本店から子会社へ出向させられたのである。
半沢は言うまでもなく正義だ。
しかし、正義は組織では生きづらい。
しかも銀行だ。
普通こんなことしてたら居づらくなるぞ。
そんな組織なら転職する方が家族も自分も会社も全てが丸く収まる。
そんな一般市民目線で観た数日後、ふと思って銀行員は転職しづらいのかと思ってググってみた。
転職サイトで、銀行員の転職理由として1位に出てきた。
「人間関係が良くない」
半沢ではないか。
上層部に敵を作っただけでなく、味方が同期の3人だけだったのに、そのうち1人は大和田に寝返ってしまっているではないか!
しかも「会社が楽しくない」「転勤が多い」が上位の転職理由。
半沢ではないか!

そして、銀行員の30歳以上は同業界への転職が多いのだが、同レベルの金融業へは転職が難しいということがそのサイトには書かれていた。

半沢直樹という人物が実際いたとして、転職しない理由がどこにあるのかわからないが、
一般のサラリーマンが出来ないことを見せてくれるから、爽快なドラマなのだと思う。