20年勤めた会社の最終出社日を迎えました。

最終出社日の数日前からお世話になった方々にメールをしました。

まずは、新卒で最初に入った部署の先輩らにメールしました。

今でも仕事抜きで飲んでいるメンバーです。

僕が新卒で入った部署は、今ではありえないおかしな社会人の皆様ばかりだったことが思い出されます。

工具室を勝手に自分のマイルームに改造している先輩。
昼の3時に毎日出社する先輩。
勝手に巨大なメカを作ってしまう技術系の先輩。
などなど。

新卒であの光景を見た時は、「社会って奥が深い」と思ったものです。

でも、これは特異な会社なのだということは、3年目ぐらいでやっと気付きましたが。


新卒で入ったその部署で当時部長だったのが、今の社長です。

あれから15年余りで、グループ会社も含めると5000人を超える会社の取締役になりました。

普通、社長と言葉を交わせる人も少ない中で、一時期現社長が上司だったことは、幸運だったと思います。

社長にも個人的に「お世話になりました」のメールをしました。

僕は、かつて下ネタ満載のとても下品なゲームを会社から出したことがあるのですが、それを許可してくれたのは、当時の部長で現社長でした。

そのゲームは業界でも異例なゲームでしたが、それが世に出たのも今の社長が上司だったからなのもあります。
(まあ言ってしまえば、社長も下ネタ好きだったってのもありますが)


その部署には約7年いましたが、その後に転部した部署の方々にもお礼のメールをしました。

この部署には、開設メンバーとして参加しました。

スタート当初は約20名の部署でしたが、今では10倍になり、会社の収益を支える部署になりました。
僕が一番長くいた部署です。

僕は、拡大していった業界の流れを垣間見れて、運が良かったと思います。


そして最後に現在の部署の皆様にもメールしました。

2年半近くのお付き合いでしたが、僕にこれからの生き方を気付かせるきっかけを与えてくれた部署です。

僕は、この会社に育てられ、人脈と経験を培えたと思っています。

最終出社日には、同僚達から今までもらったことがないような大きな花束をもらいました。

あの時涙目にもなれば良かったのでしょうが、「これ、持って帰るんですか?恥ずかしい」なんて言ってしまい申し訳ない。

こういうサプライズ系は苦手なのです。


もう僕は、あの会社には行くことがなくなったのですが、ふと気になっていることがあります。

「あの人にお礼のメールしてなかった!あの人にも!」

これは、退職者あるあるなのでしょうか。



◆「おっさんと中2のスマホアプリ開発日記」

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