アップルにリリース申請を却下され続けるiPhone向け「安眠ひざまくら(彩)」。

5月下旬に申請して以来、
「キャッチコピーがエロイデス!」
「ネグリジェから下着が透けトール!」
終いには、「女性に膝枕をさせること自体に多くの人が反対すべき内容デアール」
などの指摘を英語で受け、なんだか理不尽にリジェクト(却下)されてきたのでした。

そこで、文章や画像を変え、制服のコスプレも抜き、パブリッシャーのハイドロジェンスタジオさんに再度8月に申請し直してもらったのです。
ハイドロさんも追加工数が掛かっているのですが、追加費用なしでやってくれました。
ありがとうございます。

しかーーーし、またリジェクト!

でも大丈夫。
今度は膝枕文化に対する日本と米国の違いではなく、単なるバグでした。

まだバグの方が直せるから安心します。
内容の問題になると、修復不可能ですから。

そして、再申請!

それから一週間後。

また、リジェクトーーーーー!!
ゴーーーーーーール!

今度は、「他社のアプリのプロモーションを行うことは2.25のポリシーに反す る為認められません」とのことで却下です。

ええええー。バナー広告、みんな普通に出してるじゃーーーん。

広告禁止にしたら、無料アプリなんか生きていけないじゃーーーん。


> 2.25: Apps that display Apps other than your own for purchase or promotion
> in a manner similar to or confusing with the App Store will be rejected,
> unless designed for a specific approved need (e.g. health management,
> aviation, accessibility, etc.) or to provide significant added value for a
> targeted group of customers.



翻訳ソフトを使ってみたら、「自分のとこ以外のアプリで紛らわしい広告は出すな」という意味に受け取りました。

ネットで調べると、実際同じようにリジェクトされた方がいるので参考になります。

無料アプリビジネスに激震?広告表示でリジェクトされた話(ノД`)

要は、バナーは紛らわしくないけど、アイコンが広告としてはNGらしい。
ボタンに見えたりするからでしょうか。


Screenshot_2014-09-06-02-28-02


この画面で言うと、左のアイコン2つです。

恐らくアップルが規制したいのは、広告自体ではなく、
広告に見せないことでクリックさせて不正にランキングを操作させられることだと思います。

だから、操作ボタンに見えると却下なのかも。

こういう規制って多くの企業に影響を与えますよ?
バナー広告は、まだ表示出来るから開発会社はましだと思います。

この規制で打撃を受けるのは、アプリ向けの広告代理店ですよ。

中国の企業と一緒で法律が変わった途端に廃業になるリスクが高いです。

勝ち組プラットフォーム側が出した規制に対して、異論を唱えても交渉が成立しないのは、
これまでデジタルコンテンツを作って来た人なら重々分かっているでしょう。

プラットフォーム側の態度はいつもこうです。

「だったら、うちで出さなくてもいいんじゃないですか」

もしアップルがそういう姿勢だとしたら、これからAndroidにアプリ開発者は流れていくでしょうねえ。


今回、「安眠ひざまくら(彩)」は、アップルの指摘を受けて数少ない収入源であったアイコンの広告を削除することにしました。

割と痛いです。
それでもiPhoneには巨大市場があるからアプリを出したい。

そして、間もなく広告を削除してアプリを再申請します。

その結果が出たら、またご報告しましょう。





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◆「おっさんと中2のスマホアプリ開発日記」

 
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