先日、伝説の催眠術師と会った話を書いたが、いろいろと催眠について聞くと深くて面白かった。

ちなみに今日は軽い下ネタとかオチとか一切無しで。


伝説の催眠術師は、現在悩み解消のセミナーを1人5万円程度でやっているとのこと。

そこに訪れる人の悩みはとても深い。

例えばどの病院に行っても「この病気は治りません」と全ての医者に言われてきた人も訪れる。

そういう患者は、何度も何度も「この病気は治らない」と医者に言われ続けてきたから、自分自身も「治らないもの」という考えが濃く染みついている。

でも実際は、「治らない病気」ではなく、「自分の病気は治らない」と本人が思っているから、そういう状態であり続けてしまうだけとのこと。

伝説の催眠術師は、まずそういう人に「治らないと自分が決めているから治らないんだよ」と説得してから催眠に入り、「私がそこに手をおくと綺麗さっぱりその病気はなくなります」みたいなことを言うらしい。

すると医者もお手上げだった病気が治る。

「癌を治したことあります?」と聞いたら、「うん、癌も治るよ」とのこと。

なんとあっさりした回答。

要は、今の状態、さらに今あるこの身体の細胞までもを作っているのは、自分の思考で、その思考は記憶の積み重ねから作られているということ。

まずは、それまでの考えを変えさせることで、催眠の効果も大きくなる。

まさに病は気から。

伝説の催眠術師は、「痛いの痛いの飛んで行けー」だって催眠の一種だと語っていた。

それとは逆に親が「あんたはダメな子だ」と促してしまえば、子供はマイナスの暗示に掛かっていく。
これも催眠だ。


伝説の催眠術師は、以前ナンパ塾でも催眠の講座をしていたとのことだったが、その講座をやるとすぐに生徒が辞めてしまうから最近は呼ばれなくなったらしい。

というのも本来長く塾生でいて欲しいのに催眠の講座を設けると、ナンパ塾を辞めて自らナンパを始めてしまい、塾にとっては営業妨害なのである。

凄いぞ、伝説の催眠術師。


改めて言うと、「今の自分の状態」を作っているのは、「そんな自分」を頭の中で作り出している「自分の思考」。

そこで思った。
これを「催眠」とは言わずに何か違う言い方にすれば、もっと広がって日本に多くの成功者を出せるのではないか。

この先生を「催眠術師」とは呼ばずに、「マインドリーダー」などという呼び方にして、
「一瞬で成功者のマインドを手に入れる方法」とかいう講座にしたら人が集まらないかね??