先日、ある女友達と2年ぶりに飲んだのですが、そいつは昔からネガティブ思考で、でも専業主婦でありつつも何かやりたいと思っている人でした。

でも何かと自信のない人だった。

会話の途中でツッコミを入れると「ごめんなさい」と真顔で言うのでツッコミ甲斐がなかったのですが、この間会ったら前より明るくなっていました。


2年前の僕は、「一番楽しいことを自分の目標にすればいいんだよ」と勝手なことを言って彼女のネガティブさを変えようとしました。

するとその時は、「料理が好きだから、小料理屋をやりたい」と夢を語ったので、
「じゃあ、まずそういうところでパートでもいいから働いてみたらいいよ。まず働けるところを探せ。今度会う時は、その成果を報告することー」と投げっ放しジャーマンをして帰宅したのが2年前でした。


それから2年後。

久しぶりに会ったところ、小料理屋では働いていなかった上に昨年あたりに旦那が仕事で鬱になったそうです。

ここで暗い話になるのかと思いきや、
彼女は、「私、今までにないぐらい頑張った」と言っていました。


上司のパワハラで旦那は鬱になったらしいのですが、転属願いを出しても変わらない旦那の配属先を巡り、彼女は会社まで話し合いに行ったそうです。

そして無事に旦那は配属先を変えてもらったとのことでした。


彼女にとっては自分のためだけの成果なんか、自分が他人に与える成果に比べれば、小さい喜びでしかないのかもしれません。

「サポーター」として活かされる人なんだなと思いました。

なので、「自分から何か始めろ」というあの頃の僕の上からの意見は、間違っていたと思ったのでした。


今は家庭も落ち着いているようで、彼女はこんな名言を残していきました。

「昔は何かと『ごめんね』と言っていたけど、最近ではそれが『ありがとう』に変わったの」


同じ状況でも「ごめんね」と思える時と「ありがとう」と思える時があると思います。

「ありがとう」って思えたら、それは自分の経験となって力になるんですねえ。