最近、風邪やらインフルエンザやらノロやら流行り始めていますが、娘によると、病院の検査で一番嫌なのがインフルエンザの検査らしい。

鼻に細い棒を突っ込むアレです。
確かにくしゃみが止まらないし、今まで誰にも触れられたことのない秘部を触れられるので僕も嫌いです。

しかし、僕は中1の娘に言ってやりました。

「同じ検査でも胃カメラを飲むことに比べたら屁でもないぞ。
おまえは胃カメラを飲んだことあるのか?」

「あるわけないじゃん!」

「だろ?喉からな、ホースを胃の中まで押し込まれるんだ」

「聞いてるだけでも怖いよ」

「胃の奥まで入るとな、お腹の中で赤ちゃんのように『動いた!』ってわかるんだ」

「パパ、男だから赤ちゃんできたことないじゃん!」

「でも気持ちがわかるんだ。そしてな、胃カメラの管を抜かれる時に初めて焼き鳥の気持ちもわかるんだ」

既に娘は話を聞いていませんでした。

僕はこれまで3回やったことがあり、鼻から入れる方が楽だと聞いたのでそっちもやったことがあるのですが、
結局は同じぐらいきつかった。

海ガメの産卵のように涙を流しました。


お尻からのやつも相当きついらしいですが、そこはまだバージンでして、そんな日が来ないことを祈りながら今日も忘年会で暴飲をするのでした。