10代の頃に漫画家になりたかった僕は大学に入った時、サークルは漫研に入るべきかそれ以外に入るべきか迷っていました。

高校時代は美術部で、ある意味漫研のような空間です。

「ここで漫研に入ってしまったら、また同じようなタイプの奴らと過ごすことになる!
そして俺の最終形態も漫研タイプの人間になる!」

そこで、大学の軟派なサークル=テニスということで、少人数で細々とやっているテニスサークルに入りました。
(大手のテニスサークルは怖くて入れなかった)


少人数であったため、当時の四学年分のメンツは今でも濃いつながりがあり、25年前の縁なのに半年に一回飲んだりしています。


そんな飲み会で毎回僕とガッツ石毛(女子)がいじるのが、同期の安田(仮名)という、でぶっちょ女子です。


この安田は、いい具合のでぶっちょで、その「いい具合」がマニア受けするのか、サークルの若手を喰いちぎってきた歴史があるんですね。


「おまえ、でぶっちょのくせに肉食すぎるわー。なんで若手を喰い散らかしてきたんだよー」と毎回安田は突っ込まれるのです。


ちなみに安田は、湘南の風の若旦那に似ています。


特に興味ないものの学生時代に、「安田って勝負パンツって何枚持ってんの?」と聞いたことがありました。

すると奴はこんな名言を残しました。


「私は毎日が勝負だから」


ヒクソン・グレイシーか。

おまえの心にラストサムライを見たわ。


そんな安田なので、今でもサークルの飲み会でいじられるわけです。

先日のサークルの飲み会の二次会はカラオケだったのですが、皆が80年代や90年代の曲を歌っている時、隣に座った安田が語ったんですよ。


「鈴屋(僕)とガッツ石毛がいてくれたから、このサークルは楽しかったよ」

「なんでよ」と聞くと、
「あんた達、笑いに変えてくれるじゃん」


本人曰く、でぶっちょ中学時代は、自分に自信がなく隠れるように過ごしていて楽しくなかったそうだ。

そして高校時代にガッツ石毛と出会い、いじられて笑いに変えてくれる喜びを得たのだそうだ。


そ、そうか。。。
もっとましな高校時代はあったと思うが、まあ、安田がそう言うならいいとしよう。


そして、大学時代に僕が加わり、安田いじりが加速したことで大学時代が楽しいものになったらしい。


つうか、安田よ。

おまえがサークル内の喰った喰わないの話を露出しなければ、俺らもそれほどいじらずに済んだんだぞ。