2日前からビックサイトで行われているクリエイターEXPOに出展しています。
個人クリエイターが作品を展示し、ビジネスチャンスを掴むというイベント。
平日行われ、企業の方が多く見学に来ます。
21

とは言いつつ去年出展したのですが、一つも仕事にはつながらなかったぞ。

しかし隣のブースの人と仲良くなったり、業者の方と飲み友達にはなりました。


そんな中、今年も出展。

1日目、意外な男と再会しました。

それは石原という「アイドルマスター」を企画した男。

一時期グーグル検索で「アイマス 石原」と入力すると、「死ね」とワード候補が出ていたあの男です。


僕の1個下の後輩で、今はバンナムを辞めてあるゲーム会社にプロデューサーとして在籍していました。

5年ぶりぐらいの再会だったため、思わずブースから離れてサイゼリアで昼飯を食おうということに。


僕と石原が会社員だった頃、最初に入った部署がEM開発部というモニターを使わないゲーセン向けのゲーム(ワニワニパニックやスウィートランドなどのメカを使ったゲーム)を作るところで、僕らはそこの企画チームでした。

あの頃EM開発部は今では考えられない自由な部署で、新入社員は仕事としてゲーセンで遊んだり、ディズニーランドに見学に行けたり遊び放題でした。

新しい企画を出す時も収支予想など提出することはなく、ただ面白かったら製品化されるという部署。

午後4時ぐらいに出社する人や試作室を自分の部屋のように占拠している人、何を仕事にしているのかわからない人たちがいたものです。


「あの頃、あれが会社だと思ったけど、随分後にあの部署は普通じゃなかったと気づいたよなあ」
などと話していたのでした。

そして改めて当時の部署の企画チームの後輩らは凄い奴らが揃っていたことに気付きました。

アイマスを企画した石原、アイカツを企画した中村、そして石原伝えで知ったのが入社3ヶ月で辞めた吉竹くん。

今や「このあと どうしちゃおう」の作家として売れっ子になっていました。

「あのラインすごかったな!」と言いつつ、「俺も売れねば!」と思ったのです。


そしてクリエイターEXPOのブースに戻ると、声をかけられたのがまたまたEM開発部の後輩。

さらにかつての上司や小野Mr.Dotman浩氏、たまたま通りかかった初見の現ナムコ社員まで現れ、僕の個人ブースがナムコ同窓会に。


こういう出会いがあったので初日でブース代の元は取れた気がしましたとさ。