「サイゼリヤは、最安値の居酒屋です」
を勝手に謳っている僕ですが、サイゼリヤでパソコンを打ちながら仕事をしている時、
やたらとテンションの高い女子2人組が隣に座りました。
「昼から飲もう」
「いいのかなあ」
「いいよ、いいよー」
「赤と白なら?」
「赤でしょー。このボトルにしようか」
お、おう。
それは、おそらくサイゼリヤの「マグナム」1500mlだな。
価格は千円だが、普通のワインの2本分だぞ。
飲み出した二人は、
「うちら、10代で出会ったのがよかったよねー。
12歳から18歳を一緒に過ごすのと、22歳から28歳を過ごすのではだいぶ違うじゃん」
と中高一緒だった「うちら親友談義」を繰り出しました。
しかし、親友談義をしているこの二人組は、一人がモテ女、一人が非モテ女という構成のようです。
モテ女Aが、これまで「かわいい、かわいい」と言われてきたことを自分自身で勝手に繰り広げた挙句に自ら否定した後、非モテ女Bを励ましました。
モテ女A「Bはさあ、清純派じゃん」
非モテ女B「そんなことないよ。だってサイゼリヤで飲んでるもん」
サイゼリヤに失礼じゃないか。
モテ女A「Bは、男の人と距離を置きすぎなんだよ。なんかさあ、魂の交流というか、そういう気持ちで男の人に近づいてみればいいよ」
魂の交流=セックスということでしょうか?
そんな流れの中で、モテ女Aの過去の恋バナになりました。
僕の方はなんか面白くなって、仕事はさておきこの二人の会話をメモりだしました。
非モテ女B「なんで◯◯くんと付き合ったの?」
モテ女A「なんか落ちそうで、落ちきれなかったんだよねえ。だからあえて自分から落ちてみた。って、その話はもうええんよ」
急に関西弁になった。
非モテ女B「じゃあ、なんで別れたの?」
モテ女A「ちょっとずつ嫌なところが目立ってきたんだよねえ」
非モテ女B「何なに?」
モテ女A「まずは、タバコのポイ捨て」
非モテ女B「私、そういうのムリなんだけどー」
モテ女A「私も嫌でー、ポイ捨てするたびに拾ってたの」
非モテ女B「まじー」
僕も「まじー」
訓練された犬か。
モテ女A「そしたら一週間ぐらいでポイ捨てはやめてくれたんだけど」
それはよかった。
拾ったタバコをモテ女Aがポケットにしまったのか、鞄に入れたのか気になりましたが、きっと拾った後にポイ捨てしたに違いありません。
非モテ女B「それだけで別れたわけじゃないでしょ」
モテ女A「極め付けの出来事があったの」
心の中の俺「何なに?」
僕の方が興味を持ってしまっているぞ。
モテ女A「忘れ物をして二人で隣駅まで歩いていくことがあったんだよねー」
非モテ女B「な、何があったの?」
モテ女A「(小声で)カレがおしっこしたいって言い出したの」
非モテ女B「うん」
モテ女A「トイレ行きたいって言うんだけど、歩いている途中でセブンイレブンとか西友とかあっても、そこに行かないんだよね。だから平気なのかなと思ってたの」
非モテ女B「うん」
心の中の俺「うん!」
モテ女A「そしたらー、ちょっとごめんって言って、溝に立ちションしたのー!!」
非モテ女B「まじムリなんですけどーーーー」
心の中の俺「なんだこの会話ーーーー」
そして、この話は結末へと。
モテ女A「ってのが、『まじキモかった事件』」
事件扱いかっ。
すると非モテ女B、「早く言ってよー」。
何をだ!
そして非モテ女Bは、モテ女Aを慰めるようにこの話をこう締めくくるのでした。
「山ん中ならいいけどねえ」
を勝手に謳っている僕ですが、サイゼリヤでパソコンを打ちながら仕事をしている時、
やたらとテンションの高い女子2人組が隣に座りました。
「昼から飲もう」
「いいのかなあ」
「いいよ、いいよー」
「赤と白なら?」
「赤でしょー。このボトルにしようか」
お、おう。
それは、おそらくサイゼリヤの「マグナム」1500mlだな。
価格は千円だが、普通のワインの2本分だぞ。
飲み出した二人は、
「うちら、10代で出会ったのがよかったよねー。
12歳から18歳を一緒に過ごすのと、22歳から28歳を過ごすのではだいぶ違うじゃん」
と中高一緒だった「うちら親友談義」を繰り出しました。
しかし、親友談義をしているこの二人組は、一人がモテ女、一人が非モテ女という構成のようです。
モテ女Aが、これまで「かわいい、かわいい」と言われてきたことを自分自身で勝手に繰り広げた挙句に自ら否定した後、非モテ女Bを励ましました。
モテ女A「Bはさあ、清純派じゃん」
非モテ女B「そんなことないよ。だってサイゼリヤで飲んでるもん」
サイゼリヤに失礼じゃないか。
モテ女A「Bは、男の人と距離を置きすぎなんだよ。なんかさあ、魂の交流というか、そういう気持ちで男の人に近づいてみればいいよ」
魂の交流=セックスということでしょうか?
そんな流れの中で、モテ女Aの過去の恋バナになりました。
僕の方はなんか面白くなって、仕事はさておきこの二人の会話をメモりだしました。
非モテ女B「なんで◯◯くんと付き合ったの?」
モテ女A「なんか落ちそうで、落ちきれなかったんだよねえ。だからあえて自分から落ちてみた。って、その話はもうええんよ」
急に関西弁になった。
非モテ女B「じゃあ、なんで別れたの?」
モテ女A「ちょっとずつ嫌なところが目立ってきたんだよねえ」
非モテ女B「何なに?」
モテ女A「まずは、タバコのポイ捨て」
非モテ女B「私、そういうのムリなんだけどー」
モテ女A「私も嫌でー、ポイ捨てするたびに拾ってたの」
非モテ女B「まじー」
僕も「まじー」
訓練された犬か。
モテ女A「そしたら一週間ぐらいでポイ捨てはやめてくれたんだけど」
それはよかった。
拾ったタバコをモテ女Aがポケットにしまったのか、鞄に入れたのか気になりましたが、きっと拾った後にポイ捨てしたに違いありません。
非モテ女B「それだけで別れたわけじゃないでしょ」
モテ女A「極め付けの出来事があったの」
心の中の俺「何なに?」
僕の方が興味を持ってしまっているぞ。
モテ女A「忘れ物をして二人で隣駅まで歩いていくことがあったんだよねー」
非モテ女B「な、何があったの?」
モテ女A「(小声で)カレがおしっこしたいって言い出したの」
非モテ女B「うん」
モテ女A「トイレ行きたいって言うんだけど、歩いている途中でセブンイレブンとか西友とかあっても、そこに行かないんだよね。だから平気なのかなと思ってたの」
非モテ女B「うん」
心の中の俺「うん!」
モテ女A「そしたらー、ちょっとごめんって言って、溝に立ちションしたのー!!」
非モテ女B「まじムリなんですけどーーーー」
心の中の俺「なんだこの会話ーーーー」
そして、この話は結末へと。
モテ女A「ってのが、『まじキモかった事件』」
事件扱いかっ。
すると非モテ女B、「早く言ってよー」。
何をだ!
そして非モテ女Bは、モテ女Aを慰めるようにこの話をこう締めくくるのでした。
「山ん中ならいいけどねえ」
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