前回、元後輩のサブちゃんのサメ撃退法の話を書きましたが、

あまりにもその対処法がおかしかったので、他にも聞いてみました。


僕、「サメ以外には?クマに襲われた場合とか書いてあった?」

サブちゃん、「ありました」。

またまた誇らしげです。


「クマと会った時は走って逃げろと書いてありました」


クマには立ち向かわないのか!


そこにいた、この話を聞いていた先輩社員が言いました。

「クマって走ると時速50キロぐらい出るんだぜ」

サブちゃん、「・・・・ぬぐぐぅぅ」。

きっとサブちゃんが一番先に食われるタイプだよ。


独自のサバイバル論を語るサブちゃんにまた質問してみました。

「サブちゃん先生、ワニに襲われた時の対処法を教えてください」


サブちゃん先生「ワニは口を閉じる力はもの凄く強いんですけど、開く力は弱いんですよ。
だから口を開けた時に上から押さえつけて口を閉じちゃえばいいんです」

前回のサメの時と一緒で、また一番危険な口元に近づいてるじゃないか。

しかし、これはよく出川哲朗が出る番組で飼育員がやることなので納得。


僕、「それではサブちゃん先生、サソリが襲ってきた時はどうすれば良いのですか?」


サブちゃん先生「サソリの時も逃げます」


なんで、ワニとは闘うのにサソリは逃げるんだよ。


サブちゃん先生「基本的にですね、動物と遭遇したら、逃げるのが一番いいんです」

さっきまで動物と闘う方法を話していたのに、趣旨が本末転倒になってんじゃん。

でもサバイバル術だから、それでいいらしいんです。


僕、「それでは先生、砂漠で道に迷った時などはどうすれば良いのですか?
やはり星を見て進むのが良いですか」


サブちゃん先生「多くの人が遭難するパターンは、迷った時に自力で道を探そうとするからなんですよ。
迷ったらじっとしてるのが一番です」

「じゃあ、じっとしてる時にサソリが襲ってきたら?」

サブちゃん先生「一目散に逃げてください」

さっき、じっとしてろって言ったじゃん。