成人式のニュースでいつも北九州と沖縄を取り上げるのは、事前にマスコミが狙ってるから?

今回は、もう四半世紀以上前の僕の成人式の話です。


僕らの田舎では、成人式は1月3日に行われていました。

他県で働いている人が多いので、世間の冬休み中にやるのが恒例でした。


あの時時代はバブルで、僕の成人式のスーツには肩パットが入っていました。

今夜だけでもシンデレラボーイです。
ドゥユウォナダンストゥナイトです。

「愛してるよなんて」誘ってもくれません。
童貞でしたから。


成人式といっても町長の硬い話を聞き、記念撮影を終えるだけで、その後中学時代の友達5人と町民憩いの場ジョイフル(ファミレス)へ。

夕方までダラダラしてこの後どうするってなって、「街へ行こう」と。

街といっても50万人ぐらいの小さな地方都市で、でも当時の僕らには巨大な街でした。


そこで居酒屋に入った後、僕の提案でディスコに行きました。

当時は、クラブはなくてディスコ。

ユーロビートの時代です。

「UPSIDE DOWN」とか「BOOM BOOM DOLLARS」とか、平成世代は聞いたこともないでしょう。
打ち込み中心の音楽で踊るのです。

童貞なのに。


大概終盤には「君の瞳に恋してる」が流れます。

取り放題のまずい焼きそばとポテトとミートボールで小腹を満たし、飲み放題のウイスキーをコーラで割り、踊ったり、物色したり、酔ったり。

それが当時の地方のディスコでした。

「マハラジャ」が出てくる前です。


成人式のその夜はディスコで、「女の子に声かけよう」という話になり、
切り込み隊長の僕が声をかけることに。

童貞なのに。


その時は上手くいって話すことになったのですが、男5人と女2人というバランスの悪さ。

そんな中で1人の子と後日会う約束を取り付けましたが、当時は携帯が普及していない。

後日彼女の実家に電話して、21時を過ぎると「夜分遅くにすいません」なんて第一声を伝えます。

あ、そういえば最近携帯で21時ぐらいでは、「夜分遅くにすいません」なんか言いませんね。

あの時代は、女の子と知り合っても親が電話に出る壁が一枚あったので、緊張の連続でした。

それでも時々、「どういう関係ですか?」とか聞かれるので、無難に「学校の友達です」と答えるのです。


電話を介してディスコでナンパした女の子と後日会うことになりましたが、
今でもですが、僕には人の顔を覚えられない欠点があり、さらに飲んでいたのもあり、全くどんな風貌かを覚えていなくて、ただ話があったことだけ覚えていたのでした。

そこで、その時いた友達1人を連れて2対2で会うことに。

待ち合わせ場所に行くと、友人が「あの子じゃない?」と言うので、
よく見ると、「全くイメージと違う!」。

一緒に飲んではみたのですが、初めて見る人なので(初めてではないけど)他人同士みたいになってしまい、会話がかみ合わず、それきりとなったのでした。


結局成人式とは、そんな思い出を残す場なのでしょう。

今でも成人式にいた彼らとは、地元で会ったりはしています。

田舎を出て来てからの方が長いのに、地元では完全な方言に戻るのが不思議です。

そんな地元への思い出をブログで語りつつも、正月は航空券が高いし、予約取れないから帰らないというスタンス。

また春あたりにでも帰りたいところです。