昨年末、アッキーバという時々このブログにも出てくる童貞キラーが、「よしもとクリエイティブの芸人さんで何かアプリ出来ないですかねー」と話を振ってきたので、「企画提案1円から承ります」を謳っている鈴屋としては、「面白そうじゃないか」といろいろ考えてみました。

例えば、「トレンディエンジェル斉藤さんのおでこをこすって毛を増やすゲーム」(遊び方はモロ「なめこ探偵」)や「尼神インターの抱かれとるやないけゲーム」(抱かれるシチュエーションになった時にツッコム)などいくつか考えていました。

そんな企画を考えている時に目に入ったのが、「さんまのお笑い向上委員会」に出ていた野性爆弾くっきーさん。

大竹しのぶのホルマリン漬けに吹いた。

「これをアプリにしよう!」とペラ一で企画書を書きました。

最初は、ホルマリン漬けを記憶して脳や目や口のパーツを正しく組み合わせるゲーム企画でしたが、開発会社のコスモマキアーと話しているうちに「インスタ映え」が流行語大賞にノミネートされる中、「カメラにしよう!」とよしもとさんへ提案。


GOサインが出たので昨年末、幕張の劇場の楽屋にくっきーさんにヒアリングにも行きました。

僕らが「どうバズらせるかが重要ですね」とそんな話をしていると、くっきーさんが「バズるってなんですか?」。

こんだけ本人がバズっているのにただただ好きなことをやっているだけだというのが、ありありとわかった言葉でした。

そして、ホルマリン作りで苦戦しつつ予定より少し遅れましたが、7月10日に「野性爆弾くっきーのホルマリンカメラ」が配信されたのでした。


cokki

スマホで顔を撮るとホルマリン漬けに変換されるという恐ろしいカメラ。

最初は、撮られた人の性格を不条理に表そうと僕がアプリで表示されるプロファイルを200個ほど考えたのですが、
くっきーさんのアプリはやはりくっきーさんが考えなければいけないということで僕の考えたプロファイルはボツになったのでした。


もったいないので、それではここで、ホルマリンになった人の内面を表す僕が考えたボツプロファイルをいくつか紹介しましょう。

・きれいな石を拾って帰るが、結局投げ捨てる。
・ベレー帽を被って才能がある風を装う。
・ディアゴスティーニを1巻だけ買う。
・顔面をコピーした経験あり。
・合唱コンクールでダイナミックな指揮をした。
・立ち入ったことを自然に聞ける。
・他人の出産に立ち会おうとする。
・自己紹介が無意識にラップ調。
・ペッパーくんにも無視される。
・回転ドアで2周する。
・一般職の夢をまだあきらめない姿勢がある。
・知人から番号で呼ばれている。
・二度見が大げさ。
・タクシーに乗った時の「金払ってやってるんだぞ感」がすごい。
・フラッシュモブを一人でやりだす。
・観光地で変わった味のソフトクリームを食べがち。
・スタンガンの効力をまったく受けない。
・腕まくりした時がやる気のサイン。
・お風呂でむしりがち。
・エッチなことは、得意じゃないけど大好きです。

こんなくだらないことを考えることも仕事だなんて・・・俺は一体何をして生きているのだ。

さて、みなさんも自分や友達のホルマリン漬けをSNSで発表してください!
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ホルマリン漬けの写真を待ち受けにしていたらラッキーなことがたくさん訪れました!
※これはあくまで個人の感想です。

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