今日打ち合せで小山まで行ったのですが、小山在住の元会社の先輩から
「ブログを更新していないと生きているのか気になるよ笑」と言われました。

ちょうど別な友人から昨日「生きてる?」とLINEが来たりしました。


「僕は死にましぇん!!」


と書こうと思いましたが、あまりにも昭和世代なのでやめました。

書いてるけど。


本日小山まで行ったのは、ハイパーカジュアルの話をする目的がありました。

「ハイパーカジュアル?」と興味のある方は、AppLovinさんのこちらの記事をご覧ください。

https://appmarketinglabo.net/hypercasual-applovin/


世界中でダウンロードされる無料アプリであれば、広告収入だけで一月1億円以上稼ぐゲームは珍しくないという記事です。

日本のゲーム業界の人が肌感覚で今感じているのが、
「このまま美少女が戦うガチャありきのソシャゲを数億円かけて作り続けていいのか」
という思いです。

この感覚は、ちょうど大手が家庭用ゲームで3Dゲームを作っていた時期にモバゲー、GREEがガラケー向けソーシャルゲームで台頭してきた感覚に似ています。

ちょうど10年前ほどです。


美少女戦う系のソシャゲは残り続けるとは思うのですが、レッドオーシャンすぎるし、お金もかかる。

それがゲーム業界の今の悩みでもあります。


毎月1億円稼ぐソシャゲは珍しくないけど、
数億円かけて作っても毎月数十万しか入らないというゲームも珍しくない、
というのが今のスマートフォン向けゲーム業界です。


ただ、資金的体力がある会社は、大きいスタジアムのバッターボックスに立てるのですが、
今や1億円弱の開発費のソシャゲでは、代打にすらならないのが現状だったりします。

そんなヒットの少ない中で、打率3割程度の会社は超優良企業です。

ちょうどバッターの成績と似ているのではないでしょうか。

打率は低くてもいいタイミングでホームランを打てれば過去がチャラになったりもします。


そんなゲーム業界で現れた「ハイパーカジュアル」という世界。

数百万で作れて当たれば月1億以上。

野球で例えれば、ドラフト6順目の高校球児を育てたらイチローみたいになった!
って感じでしょうか。

分かりづらくなりましたが。


ただし、イチローにするには無料アプリのマーケティング会社と組む必要があります。

Voodoo、LionStudioなどです。

これらの企業はゲーム開発はせず、マーケティングに特化しています。

野球でいえば、選手を育てる監督であり、コーチです。

「軸をずらさずにバットを振れ」だとか
「腕じゃなくて腰を使ってボールを投げろ」だとか
指示して育ててくれるのです。


例えたことでまた分かりづらくなりましたが。


KPIを分析して修正し、プロモーションを強化するのです。

それも、誰でも育てるのではなく、伸びる可能性がある選手だけに注力する。

目にかかったアプリでないと育ててくれません。


でもどんなオリンピック選手にも素晴らしいコーチがいるように、このような企業が中小のアプリ制作会社には欠かせない存在となりました。


そんな「ハイパーカジュアル」に手を出し始め、マーケティング会社とも連携し始めた鈴屋ですので、
企画が足りない企業様がありましたらご連絡ください。

なぜ、単純で無料なハイパーカジュアルアプリが収益が上がるのかは、また次回簡単に噛み砕いて書きます。


ちなみに数年前に僕が書いた本。


こんなブログの感じでソシャゲ業界の裏側を書いています。

pazudora

今見たらAmazonの評価も良かった。

ちなみに本日伺った先輩の本もご紹介します。
今一緒にゲームを作っています。

java本

「いちばんやさしいJavaScript入門教室」

実際、超わかりやすい!