最近父の介護に関わっていると、だんだんと父の排泄する和田勉にも慣れてきた気はするのだが、ドリフ世代の僕はこの世に生まれ落ちてからずっとネタとしてのウ○コは好きだった。
煙草を吸っていた当時よくサブちゃんという後輩と喫煙室で一緒になっていた。
彼は、突如目を二重にしたり、猛獣と戦う術を語るが、まったくモテない男であった。
そのサブちゃんが僕にこんな質問をしてきた。
「先輩、もしですね、すっごく好きな芸能人が『私のウンコ食べたら付き合ってもいい!』って言ったらウンコ食べます?」
いきなり小2で中2なウンコクエスチョンを投げかけてきた。
現役時代のヤクルト古田でも受け取れるか分からない剛速球で変化球な質問だ。
僕が「食べないだろ!」 と答えると、
「えええー!なんでですか?」とサブちゃん。
そこから僕とサブちゃんの何の得にもならない議論が始まった。
「だって、ウンコ食べたら付き合ってもいいって言う奴は、人としておかしいじゃん!」
「そ、そうですよね」
「絶対その後もウンコを食わせようとするに決まってんだから!」
「そうですか?」
「あ!サブちゃんは、すっごく好きな人に『私のウンコを食べたら結婚してあげる』って言われたら食べる気だろ!」
「・・・・・」
図星か!
おまえは、喜んで食べるだろ!
しかも出てくるところを両手で受けるんじゃないのか!?
「そ、そうですよね」
「絶対その後もウンコを食わせようとするに決まってんだから!」
「そうですか?」
「あ!サブちゃんは、すっごく好きな人に『私のウンコを食べたら結婚してあげる』って言われたら食べる気だろ!」
「・・・・・」
図星か!
おまえは、喜んで食べるだろ!
しかも出てくるところを両手で受けるんじゃないのか!?
天の恵みとして。
するとサブちゃんは、次の質問をしてきた。
「じゃあですよ。ウンコ食べないと、奥さんの親戚が死ぬって時はどうしますか?」
なんでそんなに僕にウンコを食わせようとするのだ!
「食わない・・・かな」
「でもですよ。今後肩身が狭いですよ」
そうか。
奥さんの親から、「あの時あなたがウンコを食べなかったからヨシユキおじさんは・・・おうおうおう(号泣)」という状態になってしまうのか。
「でもですよ。今後肩身が狭いですよ」
そうか。
奥さんの親から、「あの時あなたがウンコを食べなかったからヨシユキおじさんは・・・おうおうおう(号泣)」という状態になってしまうのか。
食わざるを得ないかもしれない。
しかしこんな質問はおかしい。(元々おかしいが)
「人の命とウンコを量るのはやめよう。お金で換算しよう。サブちゃんなら、いくら貰えればウンコ食うのさ」と問うと、サブちゃんは即答で、
「3億ですね」
ある意味男らしい。
いつ何時そういう状態に陥ってもいいような見積もりだ。
「3億かあ・・・でもサブちゃんは1億でも食うだろ?」
「1億でも・・・いいですよ。でもその時はネット公開はなしです」
ちょっと待て。
ネット公開も予定されていたのか!
それだったら3億でも嫌だよ!
しかし、サブちゃんは言った。。
それだったら3億でも嫌だよ!
しかし、サブちゃんは言った。。
「でもですね、3億もあれば女の人にモテると思うんですよね」
でもその3億もウンコ食って手に入れた額だろ!
汗じゃなくてウンコにまみれた手で掴んだお金だよ!
しかもそんな惨めな姿がネット公開されるなんて・・・。
「ネット公開はやめてくれ!」
僕は懇願した。
汗じゃなくてウンコにまみれた手で掴んだお金だよ!
しかもそんな惨めな姿がネット公開されるなんて・・・。
「ネット公開はやめてくれ!」
僕は懇願した。
すると隣で静かに聞いていた冷静沈着な後輩のHくんが言った。
「ネット公開しても誰も見ないですよ」
な、何!!
それも寂しいじゃないか!
見てくれよ!
俺とサブちゃんの頑張ってる姿を見てあげようよ!
するとサブちゃんは、Hくんにも同じ質問をした。
「ネット公開しても誰も見ないですよ」
な、何!!
それも寂しいじゃないか!
見てくれよ!
俺とサブちゃんの頑張ってる姿を見てあげようよ!
するとサブちゃんは、Hくんにも同じ質問をした。
「Hくんは、いくらだったらウンコを食べる?」
Hくんは煙草を消し、席を立って言うのだった。
「食べるわけないでしょ」
喫煙室を出て行くHくん。
喫煙室を出て行くHくん。
これまでの熱いウンコ議論は何だったんだと思わせるような当たり前な回答。
野グソのように置き去りにされる僕とサブちゃんなのでした。
野グソのように置き去りにされる僕とサブちゃんなのでした。
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