生きてます。

最近時間帯を無視して観られる番組配信が主流になってきた。

おっさん世代は子どもの頃、テレビはその時間帯でなければ観られないものだった。

「VHS」というものが普及し始めたのは、1985年頃以降だったかと思う。
まだ日テレの「11PM」は普通に女性の裸を押し出していたし、「トゥナイト2」では小森のおばちゃまがエロい映画を解説していた。

親が寝ているのを確認してこっそりどう観るかが、精神的性欲SASUKEだった。

そんな時代に10代を過ごしてしまうと、「動画配信サービスは配信者が決めた時間に観なければいけないもの」という「習慣」が付いたように勝手に思っている。

「これを観てくれ」というテレビ局側と、「どれが面白いか」を判断する視聴者との闘いが日々リアルタイムで繰り広げられていたように思う。

その闘いの時間帯に両者の食い違いがあるとお互いが悔しい思いをし、誰も得をしないものだった。

話は変わるが、僕は子どもの頃から「バイキング」(個人的には『食べ放題』と呼ぶ)が好きではなかった。

「どんだけ食べてもいいよー」と出された中にすごく食べたいものがあまりなかった。
結局単価の安いカレーで腹を満たしてしまうのだ。
あと、カニが出ていたらカニ一択だ。

同じように動画配信サービスは見放題で選ぶのはこっちである。
今は動画配信食べ放題なのである。
テレビバイキングだ。

そうなると、昭和世代の僕は選ぶのを放棄してしまう。
アマゾンプライムに入りながらも映画やアニメを1本も見ない月はたくさんある。
通販も頻繁にしないならやめればいいのだが、ふと気が向いたら観るのでやめない。
「ボメミアン・ラプソディ」を去年の12月に観た。

いっそ、「一日のこの時間はアマゾンプライムを観る時間にする」とスケジュールをエクセルで一人上手に作ってみたが2日続かなかった。

結局、リモコンの番組表で、「今日の番組の観るラインはこういってこう」と局の流れを決めたりしている。

ちなみに僕が地上波を観るのは、お金を掛けてスポンサーも付けて配信している局側への配慮でもあるのだ。

嘘です。

人は選択肢が少ない方が選び易いし、楽しみ易い。
時間に制限がある中で(基本自由だけど)、多くの中で選んだものは正解を自覚出来ない。

なので僕は地上波で提供される番組を選択し、それに少しBSがおまけで加わる。
それで十分な気がしている。

「これつまんねー」と気付くこともあるが、それはそれでいい。

Netflixだけは非常に気になるのだが、こっちに向かってくる動画が果てしない中でバイキング状態になり、もうお腹いっぱいとなるのだと思う。

食べたくない時に食べてしまいそうな気もする。

そんな中で、最近一番新鮮なチャンネル(アプリだけど)が「BIGOLIVE」だった。。。

ただ、素人のリアルタイムの日常を観るだけという。

しかもその時間帯でなければ観られない。

エロに必死だった中学生が大人になってエロの鎧をそぎ落とし、青空の下で今に至るような、清々しい気持ちで「BIGOLIVE」と対峙している。

ただ、心の鎖帷子はまだ脱げないでいる。