コスモマキアー森くんなど元ナムコのメンバーで作った「タッチ・ザ・マッピー」。
マッピーの15年後をゲーム化したスマホアプリです。

遊び方を考えた時、
「ドット絵は小野さんしかいない!」とバンダイナムコの許可の前に、
同じ部署で大先輩だった小野さんのスタッフ加入を優先しました。

小野さんというのは、ファミコン時代の「ギャラクシアン」「ディグダグ」「マッピー」「ゼビウス」など数多くの大ヒット作のドット絵を描いた「Mr.ドットマン」と呼ばれる小野浩さんです。

「小野さんがNGならこの企画もなしだな」と思っていたところ、小野さんは快諾してくれました。

「これでこの企画が実現する」と確信を持てたのは、小野さんの参加があったからです。

でも僕は、相変わらず大先輩の小野さんにたくさんのお願いをします。

「原作マッピーの15年後なんで、警部になっているんですよ」
「アイテムも15年後なので、カセットがCDラジカセに、テレビがテレビデオなど微妙に進化します」
「ステージをクリアすると、ファミカセのパッケージ画像が出来上がるようにしたいんです(ドット絵で)」
「そして、そのゲームの開発秘話も小野さん達から聞きたいんです」

先ほどメッセンジャーでコスモマキアー森くんから、
「しかし小野さんに無茶ぶりだったよね」と言われました。

でも小野さん、僕のリクエストを楽しんでるかのように全て受けてくれました。

小野さんは、「パッケージを描くのが一番大変だったんだぞ」と言っていて、
確かに「ドット絵で完全再現!」と、
最初に見た時に僕と森くんは感動したのでした。

このアプリはバンダイナムコとの契約が終わり、もう配信されていませんが、
今思えばこのゲームをプレイヤー以上に楽しんでいたのは、
開発している時の僕と森くんだったかもしれません。

ありがとうございました。

今日の訃報に悲しんでいる方は他にもたくさんいると思います。

またもう一度お仕事したかったです。
ご冥福をお祈りします。


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