アプリに限らずエンタメな商品で第一印象を決める大事な要素は、タイトルとデザイン。
人に例えると名前と容姿。
それを見て1秒以内に人は興味を持つかどうかが決まります。

逆にいえば、タイトルとデザインで、何割かのユーザーが脱落します。

特にスマホの画面上のアプリでは、一画面に入る情報に限りがあるため、人の目に飛び込んでくるのは、小さな絵と数文字のタイトルだけです。

ゲームのアイコンで目を留めるてもらえるかということがまずは大事ですが、今回のアプリは、少女キャラが出てくるのでそのキャラクターの画が重要になります。

委託先のハイドロさんに何人かのデザイナーをピックアップしてもらいました。

メインターゲットは、「かつてゲームをやっていた30代の独身サラリーマン」であることから、「萌えに寄り過ぎない」ことを前提にしているので、広く浅く好かれそうなキャラにしました。

ラフは、これです。

白崎楓_ラフmini

ハイドロさんが、付けた名前は、「白崎楓」。

サウンド担当のIさんの好みを聞いたところ、「芸者を目指しているとかどうですか?」ということで芸者に憧れる19歳(女子短期大学一年生)という設定にしました。

ちなみにCカップです。
これは僕の理想です。
Iさんは、「胸にはこだわりはない」ということでした。

最初のアプリのタイトルは、少し卑猥なことも想像できるように「妄想3Dボイス」というものでした。

当初、音がリアルに耳元や頭の後ろから近づいたり遠のいたりして聞こえる立体音響で台詞を加工するつもりでしたが、そもそもひざまくらでは、方耳が塞がっているため立体的に聞こえづらい。

さらに立体音響で音を作ると通常の4倍のデータ量になるということで、一部だけ立体音響にすることにしました。
ただの「妄想ボイス」です。

そこで、「ひざまくら」という言葉と、「癒されて眠る」機能を伝えたかったので、新しく考えたタイトルが、

「まるで膝枕されているようなおやすみボイス」。

長い。
個人的に略すと、「まるすみボイス」

わかりづらい!

スマホのメニューに載せられるアプリ名の文字数は限られているので、8文字以内に収めるのが基本とされています。

そこで浮かんだのが、「安眠ひざまくら」。

「眠る」「ひざまくら」「癒し」というキーワードが入っているので、分かり易いのでは!

さらにメニューでは伝えられないけど、「就寝5分前の癒しタイム 白崎楓ver」というサブタイトルを入れました。

声優は、これから伸びそうな新人さんを知人のナレーターを通して紹介してもらいました。
一緒にアプリと育って欲しいので。
…というか、ギャラをそれほど払えないのもあり。

白崎役の声優は、女子大生の渡谷美帆さん!

新人とは思えない上手さでした。
しかもこれが、デビュー作。

5時間の長い収録になりましたが、頑張ってもらいました。

そんな、「安眠ひざまくら」。
実は、Android版は今週配信されたのでした。