2015年09月

バンダイナムコの「カタログIPオープン化プロジェクト」にエントリーしてアプリを作ろうと思ったきっかけの一つにレジェンドドット絵クリエイターの小野ドットマン浩氏と再会したからのもあります。

小野さんは、前の会社の先輩でいろいろ仕事でお世話になりました。
そんな小野氏は現在はフリーで仕事をしています。

小野さんのこれまでの作品履歴をもらったのですが、40代で小中学生の頃にゲーセンに行っていたおっさん達にはたまらないラインナップでした。

「ギャラクシアン」「ラリーX」「ディグダグ」「ギャラガ」「マッピー」「ゼビウス」…。

当時「市」ではなく「町(ちょう)」だった僕の町に唯一あったゲームセンターが、姶良温泉という温泉施設にあるゲームコーナーで、 よく友達と数人で数百円を財布に入れて自転車で遊びに行っていました。

2、3ゲームして、友達のゲームプレイを見て、アイス買って休憩し、最後に1ゲームぐらいして帰る。

当時は1ゲーム50円で、その50円でどれだけ長く遊ぶかが重要でした。

その点でいうと、小学生の僕にとって「マッピー」は超難しくすぐに離脱したゲームでした。

「パックマン」「ラリーX」は長く遊べたのでよくやっていました。


そう考えると小学生の頃に遊んでいたゲームのデザイナーと一緒に仕事ができるというのはすごい。

天龍とオカダカズチカが試合するようなものです。(さりげなくプロレスネタを挟む)
いや、リアル年齢でいうと、前田と船木が試合するようなものか。(まだ挟む)


今回、この小野氏と「マッピー」の新ゲームを作るのですが、改めて小野さんにマッピーを描いてもらった絵がコレ。
当時のマッピーにはなかった微妙な影を付けています。

マッピーonosan

元々は縦横16ピクセルで描かれていて、2倍サイズでこんな感じです。

マッピー32x32_1


小野さん自身は16×16のサイズにこだっており、小野さん的に「32×32はギリ許せるが、64×64はもはやドット絵ではない」ぐらいの勢いです。

そして今回のテーマとして、「ファミコン時代を彷彿させるスマホゲーム」ということなので、小野さんとすり合わせた結果、基本は16×16でキャラを描き、スマホ向けに4倍または5倍させるという方向性になりました。

また、僕の要望で10年後のマッピーを作ります。


さて次回は、サウンドのお話です。





 


 
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今年4月からバンダイナムコエンターテイメントが、ファミコン時代のゲームの権利を幅広く許諾を始めました。
それが「カタログIPオープン化プロジェクト」というものです。
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以下、ニュース記事より抜粋。

バンダイとナムコの統合10周年を記念して2015年4月より開始された「カタログIPオープン化プロジェクト」は、『パックマン』や『ゼビウス』など、バンダイナムコエンターテインメントがこれまで展開したカタログIP(オリジナルIP)17タイトルを国内のクリエイターに開放する二次創作を支援する企画です。
これまで展開していた法人向けプログラムは、100社を超える企業からエントリーされ、50件を超える企画がすでに審査を通過するなど、発表当初よりも大きな反響を呼んでおり、ゲームに限らずさまざまなコンテンツのアイデアが寄せられています。ケイブやコトブキソリューション(ケムコ)など、ゲーム制作の大手が参加している点にも注目です。

 

そして僕、鈴屋もエントリーし、審査に合格しました。


ナムコラインナップ


しかし、50以上の企画っていうのが、飽和に近い状態です。

アタリショックのようなリスクが頭をよぎります。


鈴屋としては、「マッピー」のスマホゲームでエントリーしました。
「マッピー」にスマホ向けの新しい遊び方を加える予定です。

今の20代以下は知らない人も多い「マッピー」。こんなゲームです。




エントリーしている会社は多いのですが、鈴屋のゲーム企画には他にない「武器」があるのです。

それは、デザインを当時「マッピー」を描いていた本物のドット絵デザイナーが担当してくれること。

コロッケのものまねショーに本物の五木ひろしが出てきて、ロボ芸を披露するようなものなのです。

もはや何が流用で何が本物なのかわからないプロジェクトです。


しかもサウンドにも80年代当時のナムコのクリエイター小沢純子さんを招集しました。

鈴屋としては、本物より本物に近い新しい「マッピー」をお届けしたいと思っています。


 
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娘の中学校は2学期制で、夏休み明けに期末テストが行われるのですが、娘の暗記ノートを覗くとあの頃の強敵を目にしました。

それは、「墾田永年私財法」という言葉。

「アウストラロピテクス」の次に出てくる覚えるのが難解な単語が「墾田永年私財法」でした。

「アウストラロピテクス」が細身のボクサーだとすると、「墾田永年私財法」はボブ・サップのような重量感を感じさせます。
しかも漢字で書かないといけないので、「墾」でつまづきがち。

中学生の頃、何度も繰り返し、「墾田永年私財法」 と書いたのを思い出しました。

しかし、必死で覚えた墾田永年私財法は、その後の人生で一度も口することはありませんでした。
 

時々娘が聞くんですね。
「なんでこんな言葉を覚えなきゃいけないの?」と。

覚えなくてもいいことは多いのですが、僕は娘に「これは、脳の基礎体力作りなのだ」と言っています。

「必要ないことは覚えない」では、どんどん脳の成長が停滞していく。

まず今は脳を鍛える時期なのだ。

野球をする前に筋力トレーニングなのだ。


しかし、スマホのある現代では、全く役に立たない勉強って結構増えたよなあ。

地図記号とか。

私生活でも一度も使ったことないわ。

今となっては発電所は、エロい記号にしか見えないわ。

 
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