テレビはコロナウイルスのことばかりで、僕ももうコロナな日常ネタをやめようと思っていた中で、
志村けんさんが亡くなってしまった。
久しぶりに驚いた有名人の死だった。
志村けんのひとみばあさんが好きだった。
1歳前の娘が一番最初に発した言葉が、僕が教えた「アイーン」だった。
団塊世代ジュニアである我々は、ドリフの下品なネタで育ってきた。
ドリフは、大の大人でありながら「ウンコ」を子ども向けの笑いに変えてくれた。
その洗脳は今でも抜けきれず、結局はおっさんになっても「ウンコ」で笑えるほどである。
僕に関してだけ言うと、「ウンチポトポトゲーム」というゲームも仕事で作ってしまうほどだ。
志村けんさんの死は、親戚の面白いおじさんの死のように身近でせつない。
おっさんである我々にコロナの恐怖を実感させて志村けんは逝ってしまった。
最後は「大丈夫だぁ」ではなかった。
先に逝ったいかりや長介は、我々に「次いってみよー」と言ってくれているだろうか。
