釣り竿がナント2000円!

安い?
でも50回ぐらい使ったら壊れてしまうんです。

さらに川釣り用の仕掛けが1000円、餌が1000円。

100円程度の安い仕掛けや餌もあるんですが、それだと珍しい魚が釣れないんです。
それでもそんなに高くはないでよね。
これ、分かった人もいると思いますが、釣りのソーシャルゲーム内のアイテムの価格です。

実際にモノが手に入るわけではない。
そこに存在するものは、釣具のイラストのみ。
裏ではゲーム内での効力を示す数値が存在しますが、それが活きるのも登録しているその釣りゲームのみ。
実際に川や海ではもちろん効果は発揮しない。

使った餌がなくなるのは分かるけど、釣り竿は60回で漏れなく壊れる。
実際の釣竿でそんなに簡単に壊れたら訴訟ものですが、ソーシャルゲームの釣竿を買った人は壊れても誰も文句は言いません。

とあるレストラン経営ソーシャルゲームでは、料理を作ってお客に出し、売上を上げていく内容ですが、料理が出来るのが1時間、さらに10分以内で料理を出さないと料理が腐ってしまったりする。
調理に1時間も掛かるってどんなレストランだよ。
しかもそれになのにすぐ腐るなよ。

登録しているユーザーは、そのゲーム画面とにらめっこしながら料理が出来るのを待つわけじゃなく、何かの時間の合間に料理を作るのですが、うっかりしてログインするともう料理が腐ってお客に出せなかったりします。

でも、安心。
腐った料理が復活するように時間を戻せる魔法のアイテムもあるのです!

100円ですが。
ここでもお金を取る仕組みがあります。

某アパレルショップ経営のソーシャルゲームでは、服を入荷して数時間以内にショップに並べなければ色あせるものもありました。

それって仕入先に問題あるよ!

高額課金のトラブルが多発し、アイテムをコンプリートさせることを目的としたコンプガシャは消費者庁により規制されましたが、トラブルの件数ははほぼ横ばいだそうです。

このうち2割弱が未成年者の課金で、24年度の調べでは、報告のあった未成年者の平均購入金額は小学生で約16万円、中学生で約24万円。
高卒の大卒の初任給か?

「中2の息子が親のクレジットカードを勝手に使ったが、携帯ゲーム機がインターネットにつながるとは知らなかった」
「オンラインゲーム利用料として20万円超の請求があったが、小学生の息子は『無料で遊んだつもりだった』と言っている」

 最初は無料で遊べるので、課金なのか無料なのか分からないまま重課金してしまうトラブルがほとんど。

このように未成年の高額課金が社会問題になったのもあり、スマホゲームの代表格である「パズドラ」を運営するガンホーは、2013年6月よりパズドラで魔法石を購入する際の上限を設けました。16歳未満の課金上限は5000円、16歳から19歳は2000円。

でも大人には規制はなく、イラストのガチャガチャが1回300円。
普通のガシャよりも下手すれば高い。
ある意味、画像データと言われればそれまでのものに月に10万円以上使う大人だって珍しくない。

そこには、自然と課金させる仕組みが確立されています。

あざといと言えばあざといのですが、それを「悪」と言ってはこれからのフリーミアムな時代で商売をするのは難しい。

このソーシャルゲームの仕組みについて、僕なりに考えたことを時間がある時にソーシャルゲームをやったことのない人向けに書いていきます。


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