スマートフォン向けアプリで大儲けしようと思うなら、ゲームが一番お金を使ってもらい易いもの。

有料の落とし切りアプリはダウンロードしたユーザー数と売上がイコールになりますが、ソーシャルゲームは顧客単価を上げることが出来、成功すれば売上も天井知らず。

iPhoneのアプリのトップセールスランキングを見てもわかる通り、上位100位の中で9割以上がソーシャルゲームです。

スマートフォンユーザーはみんな知っている「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」。
これなんか2013年10月で約1年2ヶ月連続1位です。
月の売上は20億以上と言われています。

ソーシャルゲームの起源は、2007年にFacebook上で流行ったのが始まりで、日本でもそれを見習うかのようにグリーで「釣り★スタ」、モバゲーで「怪盗ロワイヤル」が大ヒットし、携帯電話を中心にソーシャルゲームユーザーを拡大していきました。

元々グリー、モバゲー、mixiといったSNSの中でユーザー同士が遊ぶゲームで、ソーシャルネットワーキングサービス上のゲームということで「ソーシャルゲーム」だったのですが、最近ではSNSに限らず、「パズドラ」のようにサーバーを経由して他人のユーザーのデータを利用出来ればソーシャルゲームと呼んでいます。

そうなるとパソコンのオンラインゲームや任天堂3DSで通信で繋がるゲームも「ソーシャルゲームだ」と言い出し始めるわけで、そんな中でパズドラを運営するガンホーは、「ソーシャルゲーム」としてパズドラをくくって欲しくないらしく、「パズドラはゲームであり、ソーシャルゲームではない」というようなことを仰っています。

従来ゲームを作ってきたクリエイターの中には、ソーシャルゲームを「ゲーム」と言って欲しくない人達も多く、楽しませることよりお金を摂取することを一番の価値と考えるソーシャルゲームに否定的な意見も度々見られます。

子供の頃に心を動かされた「ゲーム」をお金儲けの手段のように扱って欲しくない!というクリエイターらしい正義です。

でも、そもそも「ゲーム」って何なの?

僕は、規定のルールの中で成績を競うものだと思っています。

対人戦もそうだけど、自分自身の過去の成績と競うのも「ゲーム」。

そこで、問題。
じゃんけんはゲームでしょうか?

カチ、カチ、カチ、カチ。。。

正解は、「じゃんけん自体はゲームではない」です。

でも、例えば「3連勝する」というルールがあれば「ゲーム」になります。

さらに何のために3連勝するのかという報酬や目的があると、「ゲーム性」はより強くなります。

じゃんけんは一人では出来ないので、最低2人は必要です。
となると、そこにはソーシャル性もあるので、3連勝した方が勝ちとなるじゃんけんも「ソーシャルゲーム」と言ってしまえばそうです。

そう考えると、遊びに限らずルールや報酬、目的があるものは、ソーシャルゲームと言ってしまえるわけですが、そんな中で生まれたのが「ゲーミフィケーション」という言葉ではないでしょうか。

ゲーミフィケーションとは、「ゲームのように遊びの要素を社会的な活動やサービスに応用して効率を上げる」ことですが、ゲームの中でも特にソーシャルゲームの要素は、人とサービスを結びつけるようなビジネスに応用が利くと思っています。

と、そんなことを考えていたら、キャバクラなんかまさにソーシャルゲームだと思ったのですが、その話はまた次回。


ゲーム制作 ブログランキングへ