拝啓 尾崎豊様
あなたが10代半ばで感じた気持ちのままで、サラリーマンになってしまった30代半ばの気持ちを、詞にして作ってみました。
聴いてください。
「35の夜」
曲 尾崎豊
詩 鈴屋二代目
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あなたが10代半ばで感じた気持ちのままで、サラリーマンになってしまった30代半ばの気持ちを、詞にして作ってみました。
聴いてください。
「35の夜」
曲 尾崎豊
詩 鈴屋二代目
落書きの企画書と外ばかり見てる俺
超高層ビルの上の空 叶わない夢を見てる
やり場のないストレスを外に出したい
パーテーションのないデスクで2ちゃん
見つかれば逃げ場もない
シートに猫背で背を向けながら
心の一つも解り合えない上司達を睨む
そして同僚達は今夜 飲み会の計画を立てる
とにかくもう 会社や家には 帰りたくないー
同期の年収がいくらのかさえ解らず震えている
35の夜ー
急行電車で走り出す 行き先はスナックのママ
光るネオンの街へ
社則に縛られたくないと 逃げ込んだこの夜に
自由になれた気がした35の夜
冷たい風 冷えた身体 人肌恋しくて
街に立つ素人の横を 「2万でどう?」と通り過ぎる
闇の中 ぽつんと光る コンビニの明かり
ワンコインで買える性欲 薄いエロ本握りしめ
人生の結末も解らないけど
俺の嫁は熟年離婚 ずっと夢に見てる
上司達は利益を上げろ上げろというが 俺は無理なのさ
退屈な商品が 会社のイチオシ ならばー
なんてちっぽけで なんて意味のない なんて無力な
35の夜ー
急行電車で走り出す 行く先はスナックのママ
光るネオンの街へ
覚えたての英語を活かし 外人を見つめながら
2万で買おうとした 35の夜
急行電車で走り出す 行き先はスナックのママ
光るネオンの街へ
覚えたての英語を活かし 立ちんぼを見つめながら
2万で買おうとした 35の夜
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