「僕、笑っちゃいます」で歌手デビューした風見しんごさんの記事に泣いてしまった。


kazami

http://toyokeizai.net/articles/-/185192


短く話すと、こうです。

風見しんごさんは十年前に交通事故で長女を亡くしました。

母親である尚子さんは、病院で瀕死の娘に、「頑張って生きて!」と訴えたことを後悔していました。

小さい頃から「頑張って」とずっと言って来て、「どうして最後ぐらい『頑張らなくてもいいよ』と言ってあげられなかったんだろう」と。


そして、姉の死をぼんやりわかっている幼い次女が、亡くなった姉の「えみる」を名乗り出します。

その理由は、
「だって、えみるがいれば大人は泣かなくてすむでしょう。だから私がえみるになるの」


「凄くかわいそうなことをしたな」と尚子さんは語っています。

大人達が悲しみ続けることで、一番幼い家族に気を遣わせていたのです。


そんな中で、尚子さんに新しい命が宿りました。

しかし。

お腹の中でダウン症だと分かります。


尚子さんが日記に綴った一言が、「そうきたか」。

それでも尚子さん本人は、「前向きに!Happyに」の気持ちで生まれて来ることを楽しみにしていました。


しかし、その子供が、お腹の中で死んでしまっていることがわかります。

風見しんごさんは、こう思っていました。

「何でこんな立て続けで、何でウチばっかりこんな試練が続くんですか?
いくつ、あといくつあるんですか?
ここまで…何か悪いことしました?って…」


それでも尚子さんは帝王切開で取り出さず、産声を上げない子供を自然分娩したのでした。


尚子さんがお腹の中で亡くなった子供に伝えたことは、
「天国には本当に優しくて面倒見のいいお姉ちゃんがいるから、甘えるんだよ!」。



そして、長女の死から十年。

尚子さんと次女は、今アメリカにいるそうです。

二人で語学留学をしているそうです。


風見しんごさんは、逆単身赴任ですが、最後にこう語っています。

「彼女たちは見つけたみたいなんですよ!
これをやりたいんだ!これに向かって頑張るんだという時の目は、キラキラした目をしているので…。
これを、僕寂しいから…っていうのだけではもう止められないんですよ。」


ぼーく、ぼーく、笑っちゃってる場合じゃないです。

24時間テレビ以上に泣ける。