54歳のおじさん二人でスマートフォン向けパズルゲームを作って配信した。
「ダイスルート」というサイコロを使った脳トレパズルゲームだ。
■Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=net.suzya.dicepuzzle&hl=ja
■App Store
https://itunes.apple.com/jp/app/net.suzya.dicepuzzle/id6472039410
昨今1000万円以上のコストをかける無料ゲームも多い中で、今回制作に関わったのは企画の僕とプログラマーのおじさん二人だ。
我々にはデザイナーがいない!
もちろん今普通に出回っているような3Dの壮大なスマホゲームは作るお金も時間もない。
しかし・・・世の中にはシンプルなデザインで数十億円の売上を得る無料カジュアルゲーム(ハイパーカジュアル)は存在する。
アイデア勝負でデザインにそれほど左右されないのがパズルゲームである。
ゲーマーではない僕もスマートフォンのパズルゲームでは遊ぶ。
そんな中で一時期ハマったのが「ボール・ソート・パズル」というゲームである。
これは大ヒットパズルゲームの模範と言えると思っている。

このゲームのグラフィックはシンプルだ。
素人でも描けそうだが、そんなシンプルなゲームでも世界的に大ヒットし、アプリストア上には今やパクりゲームで溢れている。
全世界での売上(広告収益)はこれまで10億円以上はあるだろう。
このゲームは、誰にも分かりやすく、中毒性がある。
そこで我々も「デザイナーがいないならシンプルなパズルを作ろう!」ということで、「ダイスルート」というパズルゲームを作った。

■プレイ動画
https://www.youtube.com/watch?v=ZvzFFfNLrTA
まず友達20名ぐらいに配信の告知をして感想を聞いた。
LINEで告知したが、「遊んでくれる人は長く遊んでくれるが、興味ない人はダウンロードもしてくれない」。
僕の人徳のせいだろうか。
世話をしたゲームの専門学校の元教え子さえ、やろうとしない。
しかし、普段「ツムツム」や「キャンディ・クラッシュ」ぐらいしか遊ばないような人は、暇なときに継続して遊んでくれていた。
インストールしてくれた人の一ヶ月のLTV(広告収益)は40円ほどだった。
安直な計算だが、例えば5万人が遊んでくれれば200万円になる。
そしていよいよ先週、50近いゲームのレビューサイトやプレスリリースのサイトに「ダイスルート」のレビュー依頼をバラまいた。
現状20サイト以上は取り上げてもらっているだろう。
しかし!
アプリがほとんどインストールされていない!
まだ友達20人の方が効果があるではないか。
やはり見た目が地味だからか。
興味を引くようなエピソードや特徴がないからだろうか。
レビューサイトは記事を読ませて考えさせる時間があるからかインストールに直結しづらいのかのしれない。
通常パブリッシャーと呼ばれる海外の大手配信会社から配信されれば、膨大なプロモーションをかけてくれてヒットにつながる。
よくYouTubeやインスタなどで見る無料ゲームの広告は、この大手パブリッシャーの審査を通過したゲームが多い。
もちろんただでプロモーションをやってくれるわけもなく、収益のほとんどはパブリッシャーに持って行かれるのだが、それでもヒットすれば開発会社には数千万円から億単位の売上が入る。
ただし、プロモーションしてもらうにはパブリッシャーの複数回の審査を通過しなければならず、それがとてもハードルが高い。
まずテストとして100ドル前後でゲームの告知をアメリカのフェイスブックやインスタで打ち、1インストールにいくら費用が掛かったかを調べる。
1インストールに掛かった経費が30セント程度であれば一回目の審査が合格となり、さらにテストは続く。
「ダイスルート」もSuperSonicというパブリッシャーでテストをしてもらえることになったが、正直1回目のテストを通過する予感がしない。
ゲームを面白く見せる動画広告をどう作ればいいのか悩んでいる。
見た目だけでは面白みを感じないシンプルな絵柄のパズルは、どのような動画広告が効果的なのだろうか・・・。
そこで思ったのは、「ボール・ソート・パズル」はどのようなプロモーション動画を作ったのかという疑問だった。
「ボール・ソート・パズル」は大手パブリッシャーと組んでいないはず。
もし審査に出してもパブリッシャーの審査に落ちていたのではないか。
初見の見た目だけでは引きつけられない気がする。
そういえば何故僕はこのゲームをダウンロードしたのか・・・。
おそらく僕がダウンロードしたきっかけは、プレイアブル広告という実際に遊ぶことの出来る広告だったような気がする。
予想だが「ボール・ソート・パズル」は、大手パブリッシャーより低いKPIを合格点にし、自社だけで徐々にプロモーション費用を増やしていったのではないか。
さらにあのゲームは継続して遊ぶ人が相当数多く、1人あたりの広告による収益がかなり多かったのでないか。
そんなグラフィックはシンプルでも中毒性のあるパズルゲームには憧れる。
本当はパズルゲーム以外にも作りたいゲームはある。
王道ハイパーカジュアルも作ってみたいとも思うし、日本的な馬鹿げたゲームも作りたいと思っている。
そこでです。
週に1日ぐらい動いてくれる3Dデザイナーさん、いません?
プログラマーさんも募集中です。
自分の関わったゲームが配信され、ヒットの可能性を体験したい皆様、下記にご連絡ください。
support【@】suzya.net
そして、演歌風ヒットを狙っている暇つぶしゲーム「ダイスルート」もよろしくお願いします。
■ダイスルート:
Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=net.suzya.dicepuzzle
App Store
https://itunes.apple.com/jp/app/net.suzya.dicepuzzle/id6472039410
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